本文へスキップ
HOME スルーネットとは 歴史と意義 活動予定と報告 お知らせ 法人概要・入会方法 リンク
スルーネットとは
スルーネットピンポンとは
 スルーネットピンポンは、1995年当時、視覚障害者の間で行われていた「盲人卓球」のルールから、アイマスクの着用を除外し、健常者も障害者も、共に楽しめるバリアフリースポーツとして誕生したニュースポーツです。
 この卓球の特徴は、一般卓球とは異なり、ボールを台上4センチに張られたネットの下を転がして打ち合います。そして何より、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが楽しむことのできる、他に類を見ないバリアフリースポーツであるということです。
 平成14年度の中学校保健体育の教科書にも、スルーネットピンポンの歴史と意義・ルールが紹介されました。
ページの先頭に戻る
ルールの概要

1.ゲーム形式

 スルーネットピンポンのゲーム形式には、1対1で対戦する「シングルス」と、2対2で対戦する「ダブルス」の2種類があります。
 シングルス・ダブルス共に、通常11点5ゲームズマッチで、3ゲーム先取すると勝ちとなります。

2.サーブについて

 サーブは、通常2本ずつで交替し、ジュースになると1本ずつで交替します。サーブを打ち出すときは、「行きます」と声をかけ、相手の返事があってから打ち出します。そして、サーバーの右側のコートから相手の右側のコートに入るように、斜めに打たなければなりません。

3.ラリーについて

  ラリーは、コート全面を使用し、球を打ち合います。ラリー中は、ネットに触れても、球がネットの下を通り、相手のコートに達すれば構いません。そして、打ち出されたボールが、コートの端のフレームに当たった後、もう1度コート上のどこかに当たれば「セーフ」(つまり打ったプレイヤーのポイント)、コート上に戻らずに出てしまえば「アウト」(つまり打ったプレイヤーのミス)となります。この際、台上でボールに当たってしまうと、「タッチ」となり、当たってしまったプレイヤーのミスとなります。

4.ラケットについて

  ラケットは、ラバーの貼られていない木製のものを使用します。
  スルーネット発足当初は片方の面しか使用できませんでしたが、ルールが改正され、現在では両方の面を使用することができるようになっています。(つまり、普通の卓球のように、フォアハンドからバックハンドに手を返して打つことも可能です)  
  ラケットは、通常手の甲を相手に向けて、シェイクハンドで持ちます。
  ボールは、ヒットするように打たなければなりません。
 ページの先頭に戻る
動画で見てみよう
  スルーネットピンポンは誰でも楽しめるバリアフリースポーツであること、また、ボールを転がしてネットの下を通す卓球であるということはご理解いただけたかと思います。でも、まだよくイメージが湧かないのでは?
  では、実際に動画でスルーネットピンポンを見てみましょう。
 もしWindows Media Player等のビューア・ソフトをお持ちの方は、以下のリンクより動画を見ていただくことができます。
 まずは、スルーネットピンポンがどのようにして打ち合うのか分かりやすくするためにスローモーションの動画を用意しました。球を転がしてネットの下を通す(スルーさせる)卓球だということがよく分かっていただけると思います。(編集の都合上音声をカットしていますので、ご了承ください。)
 ちなみに、以下の4つの動画はいずれも手前にいるのが健常者の選手、奥にいる選手が視覚障害者(全盲)の選手です。

 スローモーション1
スローモーション1

 スローモーション2
スローモーション2

 スローモーション3
スローモーション3

 スローモーション4
スローモーション4

 次に、通常のスピードでの動画をご覧ください。実際のスルーネットピンポンは非常にスピード感があり、ラリーの応酬が続くのでとてもスリルがあります。

 通常のスピード1
通常のスピード1

 通常のスピード2
通常のスピード2 

 通常のスピード3
通常のスピード3

 

 いかがでしたか?
 実際に動画でスルーネットピンポンを見ていただいたことで、スルーネットピンポンがどのようなスポーツであるか、何となくお分かりいただけたのではないかと思います。
 今度はぜひ各地域の練習会や試合の会場に足を運んでいただき、実際にスルーネットピンポンを体験してみてください。きっと、そのスピードとスリルにハマるはずです。そして、誰もが楽しめるバリアフリーなスポーツを目指して生まれたこのスルーネットピンポンの素晴らしさと意義を実感していただけると確信しています。
ページの先頭に戻る
STTとの相違点
 スルーネットピンポンは、1995年当時、視覚障害者の間で行われていた「盲人卓球」のルールから、アイマスクの着用を除外し、健常者も障害者も、共に楽しめるバリアフリースポーツとして誕生しました。
  一方、「盲人卓球」は、STTと名称を変えたことを機に、弱視者がアイマスクを付けずにプレーする部門もできました。これにより「スルーネットピンポンとの違いがわかりにくい」という指摘を受けることが多くなりました。
 これをうけて、スルーネットでは誰でも気軽に楽しめる競技を目指して、大幅なルール改正を行いました。
 今回のルール改正により、スルーネットピンポンとSTTとの違いが明確になったことを受け、以下にその二つの競技の違いを列記します。
対象者について スルーネットピンポンは、バリアフリースポーツであり、全ての老若男女・視覚障害者をはじめ、車椅子使用者から健常者までを対象としています。
これに対し、STTは視覚障害者のみを対象としています。
用具について テーブル(卓球台)・サポート・ネット・ラケットは双方とも同一の規定のものを使用しており、競技上どちらもラケットの両面の使用が可能となっています。
また、使用球も直径40mm、ネットの高さもテーブル面よリ42mmの高さと、共通の規定のものを使用しています。
サーブ時のラケットとボールの距離について スルーネットピンポンは、ほぼボール一つ分の40mmです。
これに対し、STTは、ほぼボール2個半分の10mm以上離すことが義務づけられています。
ラケットの角度について スルーネットピンポンは、特に何度と言う規定はありません。
これに対し、STTでは、ラケットの角度が60度以上傾いてはいけないことになっています。
打球音について スルーネットピンポンは、打球音が明瞭ではなくても、打球したことがわかればよく、ラリーを優先して競技を続行します。
一方、STTでは、明確な打球音でなければ失点となってしまいます。
サービス(サーブ)について スルーネットピンポンは、サービスされたボールがネットに触れても、相手コートのレシーブエリアに達すればOKです。
これに対し、STTでは、サービスされたボールがネットに触れた時点で、サービス・ミスとなります。
ダブルヒットについて スルーネットピンポンは、基本的にダブルヒットはありません。
これに対し、STTでは、二度打ちした場合失点となります。
コーチング・応援・拍手等について スルーネットピンポンは、相手を撹乱するようなコーチング・応援や野次はバットマナーとして禁止していますが、ボールインプレイ外(サーバーが「いきます」と言ってから主審の判定と得点コールまでの間以外のとき)での、好感の持てるコーチング・応援・拍手は認めています。
これに対し、STTでは、コーチングも応援についても一定の制限をし、その程度に応じてイエロー・レットカードを発行して退場を命ずることがあります。
ページの先頭に戻る

スルーネットとは